海外FX業者のスプレッドはなぜ広い?

海外FXのスプレッド

「海外FXはスプレッドが広いのであまりオススメできない」という言葉を聞いたことがないでしょうか。実際に海外FXのスプレッドは国内FX業者よりも広いです。ですがどうして両社にはスプレッドで違いは発生しており、どうして海外FX会社は今も存続しているのでしょうか。(スプレッドが広くて嫌われていたら、倒産しているはずです)その理由を考えてみました。

海外FXのスプレッドはたしかに広い

「海外FXのスプレッドは広い」と言われますが本当なのでしょうか。ここでは海外FXの1つであるXMと、国内FXであるGMO証券とを使って比較してみましょう。XMのドル円のスプレッドは平均1.8pipsほどであるのに対して、GMO証券は0.3pipsほどとなっているため、確かに海外FXのほうが広いといえます。

海外FXのスプレッドが広い理由

海外FXのスプレッドが広くなっている理由の1つは「NDD方式」を採用しているということにあります。NDD方式とはトレーダーの注文をそのまま銀行やLP(リクティディ・プロバイダー)に流すという方式です。NDD方式のよいところは「取引の透明性が高い」というところにあります。トレーダーからの注文を受けたFX業者は注文内容を変更することなく流すようにするので公平性が保たれています。

じつは海外のトレーダーというのはスプレッドが広いか狭いかはあまり重要視していません。「フェアな環境で勝負して儲けることを重視する」という考え方をもっている人が多いことからスプレッドよりも取引の透明性が重要視されています。

海外FXがスプレッドを広くしている理由

海外FXがスプレッドを広くしているのには、「儲けを得る手段がスプレッドぐらいしか無いのでスプレッド差を大きくしている」というのもあります。透明性の高いNDD方式ではFX業者が必要以上に仲介できないことから利益を得る手段が限られています。ですがFX業者の民間企業なので儲けを出さなければいけません。こうした条件の中で儲けを出すことを考えた結果、スプレッドが広くなったのです。

言い換えれば、スプレッドが狭いということはFX業者の儲けが少なくなるということになります。では国内FX業者はどのようにして利益などを出しているのでしょうか?利益がでなければ企業として存続できないですから。

国内FXではDD方式というものを採用しています。DD方式はトレーダーの注文にFX業者のディーラーが積極的に介入する方式です。介入したことによりどうなるかは公表されないので、詳しい内容は不明ですが、リクオート(注文拒否や違うレートで注文されること)が起きるとされています。結果としてリクオートの中に自社の儲けを含ませることで成り立っているのではないでしょうか。

まとめ

海外FXの多くはNDD方式を採用していることからスプレッドが広くなっています。スプレッドは広いものの取引の透明性は高く、多くのトレーダーが取引の透明性を求めていることを考えると、NDD方式をDD方式に戻すことはまず無いといってよいでしょう。

「スプレッドよりもフェアな環境で勝負できることを重視する」という方でしたら海外FXはかなりオススメとなります。

XMも取引の透明性が高いDD方式を採用している

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